「知ってる」と「できる」

エリマキシギ撮影YT氏

お父さん「のりろう“アキバ四十八”って知ってるか?」
のりろう「うん?それってもしかしてAKB48(エーケービーフォーティーエイト)のことじゃね?」
お父さん「うっ・・・そう読むのか!」
 テレビを見ないと、ときどき恥をかきます。
昔、昔まだ私が20代だったころ“北勝海”という力士のことで恥ずかしい思いをしました。
お友達「いやあ今場所は“ほくとうみ”が断然強いね」
お父さん「そう?でも優勝は“きたかつかい”じゃないの?」
お友達「えっ?そんな力士いるか?」
お父さん「・・・・(しまった・・)」
閑話休題、今週も連結納税の申告書作成に明け暮れてます。
でも決算が確定しないので水入り、来週くらいに再開です。
いつも思うのですが「知っている」と「できる」は大違いです。
とくに会計や税務の世界は理論を実務に落とし込むには相当の修練がいります。
 もっともこのことは会計税務の世界に限らないのかも知れません。
どの業種も「専門家」という「知的労働者」にならないと生き残れなくなってきている。
というのが現実のようです(今週は閑話の方が長いんじゃね?)
【今回の推薦本】
 ニーアル・ファーガソン著「マネーの進化史」
この本は面白くて(本当はよく頭に入らなくて)連続で2回読みました。
マネーの進化史は、すなわち資本主義の進化史ともいえそうです。
 金融の仕組みで、まず最初に出てくるのが「ネイサン・マイヤー・ロスチャイルド
ご存知、ロスチャイルド家創始者ですね。「ユダヤの陰謀」とか「世界経済はロスチャイルド家が支配している」といったたぐいの話は金融の仕組みをロスチャイルド家がつくったからですね。
ネイサンは金融界のナポレオンだそうです。
 株式市場のバブルをはじめて演出した男はジョン・ロー。
フランス革命を間接的に引き起こしたとさえいわれているそうです。
そして二〇世紀の幕引きをしたのはご存知エンロン
 この本は金融の進化史であり、進化論です。
でも、まあ、この本を読んでると日本で大インフレが起こり、経済を破壊する日がそう遠くないことを実感します。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)