電子申告は便利

アカガシラサギ撮影YT氏

 何度か書きましたが、電子申告とはインターネットを利用した納税申告の手続きです。
郵送手続もいらないし、申告書の控えも瞬時に印刷できます。
 確定申告が終わっての実感ですが、これは税理士にはとても便利です。
でも一般の納税者の方にはどうなんでしょうか
電子申告では、最初に電子証明書を取得します。
次は国税庁への電子申告開始届出書を提出です。
電子申告の事前登録を行い利用者識別番号等を取得します。
これで準備完了といいたいところですが、まだ電子申告はできません。
 そりゃそうです。申告書は自動作成できません。まず申告書を作成します。
 申告書ができあがったら申告手続は電子申告用のソフトウェアを通じて行います。
国税電子申告・納税システムを利用する場合は、インターネットでe−Taxソフトをダウンロードできます。
次に電子認証のためにカードリードライタとやらを購入して接続しなきゃいけません。
 ここで結構トラブルがあります。
あとは申告データを電子申告データに変換して国税受付システムに伝送します。
 申告の際には、本人または税理士が申告書を作成したことを証明するために電子証明書を使って電子署名をします。
電子証明書とはインターネット上で本人であることを証明するもので住民基本台帳カードなどが利用されています。
 一般の方は、年に一回のことなので手続を忘れてしまいますよね。
会計事務所にご依頼いただいた方が楽だと思いますが・・・(余計なお世話だよ!)
【今回の推薦本】
新将命(あたらし・まさみ)著「経営の教科書」
名前がすごいですね。新しい将軍が命ずる・・・まるで著者の経歴そのものです。
本書は「とりあえずは、会社をつぶさないこと」という序章から始まり、以下の構成になっています。
第1章 厳しい環境だからこそ語れる夢があるか
第2章 その夢は、社会にとって役立つものか
第3章 夢は語れるだけでなく、目標にして示せているか
第4章 目標を実行に移せているか
第5章 目標に向かってともに進める社員がいるか
第6章 心の通うコミュニケーションはとれているか
第7章 バトンを受け継ぐ者を育てているか
 こういう時代だからこそ、じっくり読む価値がある本だと思います。実行するのは難しいけど・・。
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