上場株式の配当と確定申告

チョウゲンボウ撮影YT氏

Q上場株式の配当を申告すると節税になると聞いたのですが? 
A平成21年から上場株式等の配当が上場株式等の譲渡損失が通算できるようになったので上場株式等の譲渡損失や譲渡損失の繰越控除がある方は確定申告した方が有利になります。
Qじゃあ譲渡損がない人はどうすればいいの?
A上場株式の配当所得を整理すると支払時に所得税7%地方税3%の合計10%が源泉徴収されています。
一般の人は、これを確定申告してもしなくてもいいわけです。
確定申告する場合は総合課税制度と申告分離課税制度のどちらかを選択して適用することになります。
総合課税制度の場合は配当控除が適用になるので課税所得金額が330万円以下の方は確定申告した方が有利になります。
Qふむふむ。それで、お金持ちの私はどうすればいいの?
A昨年の株式の売買実績はどうでした?
Qまあ3千万くらいの損失かなあ。
Aえっ!そりゃすごい。流石にお金持ちですね・・・。私なら自己破産だ。
その場合は確定申告した方が有利です。
Qじゃあ確定申告してもらえますか?
A特定口座年間取引報告書と配当等の支払通知書が必要ですので準備していただけるでしょうか?
Qえっ!それなんですか?証券会社からきた書類はすべて捨てています
Aう〜ん。書類がないと申告書は、つくりようがありません・・・
教訓:書類は大切です。しっかり保管しましょう。
【今回の推薦本】
 神田昌典著「あなたの会社が90日で儲かる!」
 実践的で、今のご時世だからこそ読んで欲しい本です。
読んでるときは「誰にもできそうな気にさせてしまう」のが神田昌典のマジックというか説得力のあるところ。
 具体的で実践的で、それでいて奥が深い・・・何よりも分かりやすい。
特に「お客が自動的に生み出されるシステム」の章は示唆に富んでいます。
みんなと同じ方法でやりたくなる。
だからみんなと同じように失敗する。
この罠にはまってしまいがちですが、「いますぐ客」だけを追わずに「そのうち客」を育てることが大切だそうです。
 本書は945円です。読んで損はありません。
 でも、あたりまえのことですが、本を読んだだけでは成果は出ません。
実践して何度も何度もトライアンドエラーを繰り返して悩み苦しんで行く中で徐々に成果がでるのではないでしょうか。
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