なんか国の予算編成が迷走してきました。
概算要求は遂に90兆円を超えるとか、100兆円もすぐですね。
100兆円を数字にすると・・・。
100,000,000,000,000円
うっは〜すごい。
会社は「売上は予算を大幅に下回っているのに、費用だけはしっかり予算通り使っている」
ということでは経営が成り立ちません。
国はどうなんでしょう?売上(税収)は落ちるばかりです。
国の運営と会社経営は違う・・というのは分かります。
井上準之介の金解禁とデフレ政策は失敗でした。
でも積極財政の高橋是清でも景気が回復すると財政健全化政策を取りました。
その結果、軍部に憎まれます。
いつの時代でも難しいのは「歳出削減」です。
これは会社も同じですね。JALをみているとわかります。
でも会社には資金という天井があります。
国や地方には国債や地方債という打出の小槌があるようです。
赤字になると怒る株主もいません。
国債が暴落して予算が組めなくなるまでこの事態は続くのでしょうか。
増税嫌いで臆病者の私は日本の将来が心配で堪らないです。
【今回の推薦本】
井沢元彦著「常識の日本史」
井沢元彦の本は定期的に読みたくなります。
井沢元彦の功績は、なんといっても「歴史の本を楽しくしてくれる」ことだと思います。
学生時代は退屈だった山川日本史や世界史がもう一度読みたくなります。
歴史を「常識」で考えることで身近に感じられるからかも知れません。
日本書紀に書かれている「壬申の乱」は頭から信用していいのか。
田沼意次という人は本当に汚職政治家だっったのか・・・
など、どこかで読んだ内容なのですが、でも面白い。
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)