お金って宗教なんだ

タマシギ撮影YT氏

金融の本を読めば読むほど、お金って宗教なんだって実感する。
お金という宗教がなければ国家も民間の経済活動も成り立たない。
 「ドル真理教」の日本支部が「円本願寺」(意味不明だし)なわけだ。
 プラザ合意ってのがあって、日本は円を刷りまくって内需を喚起した。
 その円は不動産に向かった。
 そしてバブルが崩壊して、今度は国債を刷りまくって円をかき集めて政府が使いまくった。
 やっと落ち着いたと思ったら金融危機・・・。
 こんどはドルも円も元もユーロも刷りまくっている。
 こんな芸当ができるのも、みいんな「信じてるから・・・」
 でも・・臆病な私は、いつか「円」に「天」がくっつくような事態にならないか心配です(ますます意味不明だし)
 亀井大臣が平成の「徳政令」のような法律をつくろうとしています。
 3年も返済を猶予するなんてのは「貸しても返ってこないような制度」をつくるに等しいと思うのは私だけでしょうか。
 そんな国が発行する通貨をいつまで信仰できるんだろ・・・。

【今回の推薦本】

 坪井賢一+ダイヤモンド社「めちゃくちゃわかるよ! 金融」
「めちゃくちゃわかるよ!経済学」が為になったので、迷わず購入です。
 馴染みの深いカードや電子マネーの話に始まって、ベーシックな金融の仕組みを分かりやすく解説してくれます。
 池上彰さんもそうですが、この「分かりやすく」というのに惹かれます。
 物事を分かりやすく説明するのは、かなりの努力が必要です。
 ただ金融は勉強しても、勉強しても分からない世界です。
 なぜって・・・ブログの本文の通りです。

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(このブログは毎週木曜日に更新予定です。でも来週はシルバーウィークとやらなので、たぶんお休み)