父の日に妻が「獺祭」という日本酒をプレゼントしてくれました。
ここで一句「ちょっとまて 私はあなたの 父じゃない」
うん?これ何かの雑誌で見た句(ちょっとまて あなたは私の 母じゃない)の盗作でした。
さて最近、つくづく思うのは事業資金は生活費のレベルで考えると大成しない・・・ということです。
生活費は収入に合わせて決めなきゃ生きていけません。
でも事業は逆です。売上をあげるために費用を投入します。仕入れをしない限り売れません。
事務所もなくて大きな商売はできません。
先に投入して、それに見合う売上を稼ぎ出さなければならないのが商売です。
起業のときは、どうしてもサラリーマン時代のくせが抜けません。
読める売上はこれだけだから、経費はこれだけにしないと生活ができない・・と考えてしまいがちです。
これは逆で、儲かるところにどんどん突っ込まなきゃ商売じゃないわけです。
でも、もちろん「分相応」という考え方も必要です。
自分でどのくらい、リスクを負うべきか、負えるの。
とことん自問自答しない限り放漫経営になってしまう。
そのバランスがとても難しい。
「企業家精神と放漫経営は紙一重」
長年いろんな経営者とお付き合いさせていただいて、これが実感です。
【今回の推薦本】
沼上幹著「わかりやすい マーケティング戦略」
まさしく、そのまんま、わかりやすいマーケティングの本です。
経営戦略とかマーケティングの本は、難かしい表現のものが多いのですがこの本は「すっきり読めて、しかも実践的」です。
まずイントロダクションに述べられているのは、「戦略的」に思考するために必要な3つのスタンスは「大きく考える、未来を考える、論理的に考える」ということ。
戦略論を専門にしている大学教授が書いた「マーケティング論」なので類書とは違う視点で解説してくれています。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%88%A6%E7%95%A5-%E6%9C%89%E6%96%90%E9%96%A3%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9E-%E6%B2%BC%E4%B8%8A-%E5%B9%B9/dp/4641120862/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1243577650&sr=8-2
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)