お金を貯める方法

コオバシギ 撮影YT氏

 事業をすると、よ〜くわかるのが「お金を溜めるのは大変だ」ということです。
 個人事業で売上から経費を引いた所得が2000万円だとします。
 生活費に約800万円必要です。
 所得税や住民税は720万円くらいになります。
 他に健保や年金で100万くらい必要です。
 げっ!もう380万しか残りません。
 ここで、またびっくり。
 事業税とやらもかかります。
 それが90万くらいです。
 う〜ん。税金で40%ももっていかれてしまいました。
 残りは300万円弱・・・でも現金はありません。
 なぜでしょう?
 在庫や売掛金などの運転資金に消えてしまうからです。
 逆に無駄遣いした分だけ現金は減ってしまいます。
 じゃあ、どうすればお金が溜まるのでしょうか・・。
 個人事業を会社にして役員報酬を1200万円にします。
 会社の利益は800万円くらいになります。
 税金を計算してみると所得税や住民税は250万くらい、事業税は会社で払うのでかかりません。
 会社で納める税金は220万円くらいです。
 個人と会社の合計で470万円くらい。
 個人だったときの税金は810万円でした。
 なぜ、こうなるか・・・。
 鍵は累進課税と給与所得控除という制度にありそうです。
 (この話は、わかりやすくするために細かいところをかなり省略してます。
 詳しい方は「間違ってる!」と怒らないでくださいね)
【今回の推薦本】
 石塚健司著「特捜 崩壊 墜ちた最強捜査機関」
 著者は現役の産経新聞の記者。それも現役の社会部の次長が書いた本だけに重みがある。
特捜検事は「法律という武器を駆使する知力、供述を引き出す気迫とともに、何より病巣の本質を見抜く確かな眼力が求められてきた」
 その特捜の中心の捜査能力が著しく低下しているという。
 特捜部には「捜査現場派」と法務省キャリアの「赤れんが派」のふたつの派閥があるといわれてきたが、人事抗争の末「捜査現場派」が駆逐されてしまい、操作のプロが極端に不足するようになったのが原因らしい。
 検察批判の本は数多出版されているが、著者は特捜検察のあり方を批判しているのではない。
捜査の現場を軽視したために捜査力が著しく低下しており、結果、捜査哲学を失ってしまい「検察ファッショ」になってしまうことに警鐘を鳴らしている。
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