Q会社分割って何ですか?
Aう〜ん。文字通り、ひとつの会社をふたつに分けてしまう手続ですね。
会社の一部門を独立させて新しい会社をつくるのが新設型分割、部門の一部を別の会社に移すのを吸収型分割といいます。
実務では新設型の分割が圧倒的に多いですね。
Q新設型の場合、新しい会社の株主は誰になるんですか?
A分割会社が新しい会社の株を100%持つ場合と分割会社の株主が持つ場合と、その混合型が考えられます。
最初のが分社型分割、次のが分割型分割、最後のは折衷型といいますが実務では分社型分割が大半です。
Q具体的にはどういう場合に分社型分割が利用されているのですか?
Aこれは大きな会社と中小会社で利用のされ方が異なっている気がします。
大きな会社では、会社を事業単位で独立経営にして本体は持株会社にするようなときによく使われています。
中小会社の場合は、業績不振の会社が健全な部門を別会社にして存続させて、本体は解散から清算にもっていくというような場合に利用されていますね。
Qところでダイエットしているそうですが、実績は出てますか?
Aうっ・・・。暴飲暴食のせいで元に戻ってしまいました。Solonさんのような実績は出せていません。駄目だな〜(と思わず独り言)
【今回の推薦本】
長谷川幸洋著「官僚との死闘 700日」
まだ私が高校生だったころ、政権を放り出してしまった前首相の福田康夫のお父さん、福田赳夫が三木武夫の退陣を受けて首相に就任したときの重要政策に「官僚制度改革」があったのを覚えている。
他の政策はともかく、官僚の抵抗が強く何も変わらなかった。
どうも日本の官僚制度には抜きがたい不信感がつのってしまう。
それは財政規模そのものが、省庁の権威と権力そのものなのだから、構造的に「歳出拡大」するようになっており、税金を負担する国民の視点に立った改革なんかする気はないだろう、というあきらめにもにた実感だ。
そう俗に言う省益あって国益なし。
この話は、古いタイプの政治家にも当てはまる気がする。景気悪化で、またもやバラマキ政策が復活する感がある。
いまの時代、減税している場合じゃないのに定額減税とか。
財政赤字をさらに大きくして、増税論議を避けられなくしているのが実情じゃなかろうか。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)