税金の起源(?)

クロアシアホウドリ撮影YT氏

 昔、昔のさらにず〜っと昔。
今から5000年くらい前の紀元前3000年くらいの頃のお話です。
ティグリス・ユーフラテス両川のほとりで、豊かな穀物生産を基礎として発達したメソポタミア文明は村落から都市に発展していました。

(お〜懐かしいですね。そうそう世界史の最初に出てくる文明です)

 かの有名な「ハンムラビ法典で有名な古バビロニア王国」が樹立される前のころの話です。

 都市国家を建設していたのはシュメール人でした。彼らが全盛期だったのはウル第1王朝時代で都市は神が支配するものとされる神権政治を行っていました。

都市の中心には守護神をまつる神殿があり、神殿におさめられた税を保管する神殿倉庫は国庫の役割を果たしていたそうです。

・・・うん?税を保管?そんなころから税金があったんだ!

 娘の教科書も偶には読んでみるもんですね。

【今回の推薦本】

 橘玲著 「黄金の扉を開ける 賢者の海外投資術」

橘さんが、何年か前に出版された「お金持ちになれる黄金の羽の広い方」の続編ともいえる新刊。新刊といっても既に実践編が2冊でており、そちらが最新刊。

 実践するか否かは別として、日進月歩の国際金融と国際税務を知る上で、橘さんの本は必読書ともいえます。

 専門書を読んでも、実感としては、さっぱり理解できなかったデリバティブやファンド、そして海外投資の世界が、ごく身近に感じられます。

 それは、昭和の時代に「海外旅行」が「夢のような話」だったのに似ています。(今では、私のように海外旅行をしたことのない人間はシーラカンスのように見られてしまいます)

 海外投資は、既に「日常」になろうとしているようです。それを必死に防いでいるのが「税制」なのが悲しくもあります。

 でも、億万長者になる真実は、「素朴な努力にある」というのが結論のようです。そして案外そう難しいことではない。

 年収の15%を貯蓄に回して、手堅く運用すると1億円くらい貯まる・・。

 自宅に大金をつぎ込むのが一番リスクが高いそうです。

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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)