経理のお勉強

シメ撮影YT氏

 大切なのはやっぱり目標。でもみんな怠け者。目標に向かって努力するには計画を立てなくちゃ。

 3年から5年くらいの長期的スパンで大まかな計画をたて、1年にやること、月単位でやること、今週と今日のスケジュールという順にブレークダウンしていくのが肝要。

そして、つまるところは今日何をやるか。明日やろうと思うのが人の常。でも明日は永遠にこない。明日がきたときは今日になっている。

 目標に向かって勉強する内容は、実務から学ぶ、専門知識を得る、知識を高め教養を広げるという3つに分類するとわかりやすい。最初は実務や専門知識、キャリアを積むに従って、人に教える能力や表現する能力、人から信頼される能力など、総合的な能力も必要になってくる。

次に、具体的に何をするか決める。例えば「休日を利用して簿記学校に通う。秋の簿記の試験に受かるために、週に問題集を最低でも何問こなす。毎日何時から何時までは、問題集を解く時間、次に間違った問題の復習を何分、時間が不足した場合は、土曜日の午前中に調整する」という感じ。

 専門勉強ばかりだと単調でマンネリになりがち。専門勉強は決められた時間に、集中してやるようにして、例えば移動時間は教養書を読むなど工夫する。

 坊さんの修行じゃないんだから、苦行で継続できるものじゃない。継続するコツは楽しむこと。成長していることが実感できると人は楽しくなる。

基礎を抑え、基礎を応用してより難しいことを理解して、自信を高めることにより、仕事の興味が増し、仕事も勉強も面白くなるはず。

 あ〜あ、わかっちゃいるんだよね。

「少年老い易く学なり難し」

時はあっというまに過ぎていきます。頑張ろうね(誰への呼びかけだよ!)

【今回の推薦本】

 松原泰道著「般若心経入門」

 般若心経の本は数あれど、この本ほど分かりやすくて為になる本はないと思います。いちどだけ松原泰道さんの説教を聴いたことがあります。なんとも、いえないさわやかな気持ちになったのを覚えています。

 でも、その説教も、そしてこの本の内容も私には説明する言葉がありません。石原慎太郎さんが書いた序文には、こう記されています。

(石原さんは政治家としては嫌いですが、物書きとしての表現力は流石です。でも自分が創った銀行が失敗したのを「民間に任せたせいだ」はないですよ)

「松原氏のこの労作は、ちょうど渇に窮した病人に、仏が口うつしに与える一鉢の水のように、努めることなくわが身の底の底までうるおわせてくれる」

セブン&アイの総合通販サイト|オムニ7

(このブログは毎週木曜日に更新予定です)