「はすとにわとり」
どろのなかから
はすがさく。
それをするのは
はすじゃない。
たまごのなかから
とりが出る。
それをするのは
とりじゃない。
それにわたしは
気がついた。
それもわたしの
せいじゃない。
【今回の推薦本】
落合博実著「徴税権力 国税庁の研究」と村山治著「特捜検察VS金融権力」。この2冊を続けて読むと日本の行政権力の実態がよく分かる気がします。
国税庁と検察庁は国家権力そのものです。どちらもOBが、税理士や弁護士として反対の立場で活躍できるのも権力機構の実態をよく知っているからです。
落合博実さんは03年まで朝日新聞の記者で現在はフリーランス、村山治さんは朝日新聞の編集委員だそうですが、ともにすごい取材力です。
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)