恐怖は常に無知から生じる

キセキレイ撮影YT氏

 アメリカの思想家エマーソンの言葉だそうです。「問題の原因が分かったら、半分解決されたのと同じ」という趣旨の諺がありますね。

 私は、こどものころお化けが怖くてたまりませんでした。楳図 かずおの「蛇おんな」なんか読んだ日は、トイレにいくのが怖くて、怖くて・・。当時のトイレは水洗ではなく不気味でした。
 
 こどもがお化けを怖がるのは、お化けの正体が分からず不気味だからです。癌が怖い病気なのも、癌になる原因が不明だからだといわれています。
 
 税務署、給料・賞与の支払日、お客さん、大人になっても私には怖いものだらけです。因みに税務署が怖いのは私が金持ちだからではありません。まれに税務調査に来て、無茶な税務解釈で無理矢理、税金を取ろうとする税務職員がいるからです。どこにでも不届きものはいます。面白いもので、乱暴な職員ほど税法に無知な方が多いです。向こうも怖いのでしょうか。

 お客様も怖いですが、お客様の倒産はもっと怖いです。なぜ倒産するかというと多額の損失が生じるからです。損失の金額が大きければ大きいほど、倒産に至る可能性も強くなります。いきなり多額の損失が生じることはありません、その前に損失が生じる兆候が生じています。その兆候が現れたときに、損失を止めれるかどうかですが・・難しんだ、これが。

【今回の推薦本】

 ジョン・トッド著 渡部昇一訳・解説「自分を鍛える」。先週に引き続いて研鑽本です。先週の本とはまた違って、考え方や生き方を実にシンプルに描いています。著者は1800年生まれの牧師・著作家だそうです。
才能の引き出し方、いい習慣、集中力・記憶力、読書法、時間の使い方、話し方・交際術,
実践的で、為になる書です。

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