減損会計とプロ野球

トモエガモ 撮影YT氏

あるプロ野球の監督とバッティングコーチが小声で、何やら話しています。

監督「おい、ところでさあのK選手って契約金、いくら払ったんだっけ?」
コーチ「確か・・5億円でしたね。」

監督「いままで、いくら稼いだと思う?」
コーチ「う〜ん。1億円くらいのもんじゃないでしょうか・・。」

監督「しょうがないな〜。このまま、使って、あといくら稼いでくれるかな?」
コーチ「あと1年もつとして、5千万くらいでしょうか・・。」

監督「1年しか活躍できないか・・・。じゃあ金銭トレードに出そうか?
   いくらなら交渉が成立するかな〜。」
コーチ「強面で人気はありますし、DH制度のあるパリーグの球団なら2億円くらいは出してくれるかもしれませんね。」

監督「ということは・・・・だいたい2億は損する見込みか・・」

・・この監督、並の税理士より減損会計を理解しているようです。

(注)減損会計とは2005年4月1日以降開始する事業年度から適用が開始されている会計基準です。
   
【今回の推薦本】

野中郁次郎他5名の著書「戦略の本質」。経営学第一人者、野中先生の本は私にとっては20代のころから、教科書にさせていただいております。姿勢を正して読みましょう。

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