リース会計 どう変わるの?

キビタキ 撮影YT氏

 会議の最中にH氏から携帯に電話です。休憩時間に折り返します。通話中です。何度も発信して会議開始2分前に、やっとつながります。

私 「栗山ですが・・。」

H氏「あっ、どうも、どうもHです。すんません、それでリースの会計基準が変わりそうだと聞いたのですが・・。」

私 「確か、企業会計基準委員会で検討中だと思うけど・・」

H氏「変わるとしたら、具体的にどう変わるんですか?すいませんけどブログに書いて置いてください。ブログ愛読してますんで・・。それじゃ」

ブチッ・・プープー。ということで、Hさん。今度だけだぞ〜。

Qリース資産の会計処理の何が問題になっているのですか?

A要するにリース契約で使用している資産は、「購入した資産」なのか「借りている資産」なのかという問題だと思います。これは貸し手から考えると「資産を貸している」のか「お金を貸している」のかという問題になります。

Q現在はどのように会計処理されているのですか?

Aほとんどの会社は「借りている資産」としてリース料を費用計上しています。
 仕訳でいうと リース料(賃借料)/預金 という仕訳です。

Q売買ということになるとどういう会計処理になるのですか?

A正確には分かりませんが、割賦購入と同じ考え方になると思います。
 仕訳でいうと下記のようになると思います。
 購入時           器具備品/未払金
 リース料を払ったとき    未払金 /預金
               支払利息(割賦手数料)等/預金

尚、器具備品は期末に減価償却費を計上します。
リース業界や上場企業にとっては大問題ですので関連業界で検討中のようです。

http://www.asb.or.jp/j_asbj/finance_lease.html

【今回の推薦本】

岸信介証言録」。岸信介さんはあまり好きではないのですが為になります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4620316229/250-3102639-9272229